
静かに佇む樹木や草花も その内外では
ダイナミックな営みが繰り広げられています
太古より 人類はこれら植物を暮らしに利用し
時に文明や文化を生み出してきました
植物が作り出した香気成分を使って、人の心とカラダのバランスをとり、健康や美容の維持や促進をはかる自然療法のひとつです。
植物がつくり出すこの香気成分は、芳香成分、あるいは精油成分とも呼ばれ、これらを抽出したものは精油、あるいはエッセンシャルオイルと呼ばれています。また植物を蒸留する際に得られる蒸留水にも香気成分が含まれていてアロマテラピーに用いられます。
アロマテラピーにとって重要なこの香気成分は、本来、植物自身が身を守るために、あるいは次の世代を残すためにつくり出しているもので、その目的によって植物の根、木、葉、花、種子、樹脂など含まれる部位が異なります。
人類は紀元前から、これら香気成分を含む植物を、祈りに、呪術に、治療に、美容にと、暮らしに取り入れてきました。やがて、この香気成分が持つ機能性を用いる方法は「アロマテラピー」として広く知られるようになり、その機能性の研究が進むとともに、現在では健康の維持や促進、瞑想やリラクセーション、美容、介護や医療、予防医学など多様な分野で利用されるようになっています。
精油には多くの種類があり、その使い方も、香る、塗布する、マッサージ(トリートメント)するなど、目的によってさまざまです。
常に心とカラダ、そしてそれらを取り巻く環境にも目を向けるホリスティックな見方を忘れずに、精油を選んだり、使い方を考えたりすることを大切にすれば、
アロマテラピーは、人生の喜怒哀楽というあらゆる感情に、そして健やかなときも病にあるときにも役立ち、生まれる瞬間から、この世を旅立つそのときまで、ずっと寄り添ってくれます。
自然の動きに目を向けて、畏怖の念を忘れずに。
12月期のナチュラルケアクラスと1月期・2月期のクラス日程が決まりました
●12月期ナチュラルケアクラス「ぬくぬくアロマの冬じたく 〜冬に役立つエッセンシャルオイルと使い方〜」オンライン
●1月期「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」オンライン
●2月期「アロマテラピー おうちのやさしい薬箱レッスン」オンライン
下記のクラスも引き続き受付中
●「抽出部位から考えるエッセンシャルオイルの特徴とその選択」12月期京都・1月期オンライン
●「エッセンシャルオイル スタディクラス1-使いやすい20種類の精油」京都
●2023年月1回月曜クラス「カラダのことクラス」オンライン
随時、「オーダーメイドレッスン」も承っています。ご希望のクラスや日時をご連絡ください。
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